ベタコネクトを使った注射のしかた - MSゲートウェイ

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ベタコネクトを使った注射のしかた

ベタコネクトとは

ベタフェロン皮下注用960万国際単位自己注射用補助器具「ベタコネクト」は、ベタフェロンを投与するための電動式医薬品注入器です。

ベタコネクトを使った自己注射法ビデオをご覧になりたい方はこちらから。

ベタコネクトの特徴

針の穿刺の深さ及び注射速度の設定を変更する場合は主治医に相談してください。

同梱品

ご使用いただく前に、下記の同梱物がすべてそろっていることをご確認ください。
同梱物


取扱い上の注意

  • ベタコネクトは、ベタフェロン皮下注用960万国際単位専用の医療機器です。
  • ベタコネクトは、必ずベタフェロン皮下注用960万国際単位専用の注射器及び注射針(30G、1/2インチ:12.7mm)を使用してください。
  • ベタコネクトは、注射器内に薬液が入っていることを確かめて使用してください。
  • ベタコネクトは他の人と共用しないでください。
  • ベタコネクトに注射器をセットした状態で、注射部位以外の箇所や他人に向けてはいけません。
  • ベタコネクトに防水性はありません。水につけたり、水をかけたりしないでください。
  • ベタコネクト本体及びケーブルを含むベタコネクトの付属品は、危険ですので子どもの手の届かない場所に保管してください。
  • ベタコネクトは分解や改造をしないでください。
  • ベタコネクトを充電する際は必ずベタコネクト付属の充電器とケーブルを使用してください。
  • ベタコネクトが充電のためにコンセントに接続されていたり、コンピューターのUSBポートに接続されている場合、注射には使用できません。
  • 本書に記載されている以外の方法で使用しないでください。

ベタコネクトに不具合があった場合は、主治医に確認してください。


使用期限

ベタコネクトには使用期限があります。
使用期限を過ぎるとベタコネクトが作動しなくなることがありますので、表示されている使用期限内にご使用ください。
使用期限はベタコネクト内部に「年-月-日」の順で記載されています。
使用期限が近くなったら、かかりつけの医療機関に相談してください。

ベタコネクト内部 使用期限


各部名称と機能

各部名称

①注射ボタン 注射する際に押します。
②電源ボタン 電源の入/切をします。電源ボタンは2秒以上押してください。
③ライトバー 充電の状況や注射の進捗を確認できます。
④開閉ボタン ケースを開ける際に押します。
⑤コンタクトセンサー 誤注射を防ぐ安全装置です。皮膚に押し当てると安全装置が解除され、注射を開始できるようになります。
⑥穿刺の深さ設定スイッチ 針の穿刺の深さを設定します。設定する前に、主治医に相談してください。
⑦注射速度設定スイッチ 注射速度を設定します。設定する前に、主治医に相談してください。
⑧リマインダー機能スイッチ リマインダー機能を設定します。リマインダーを使用する場合でも、必ず主治医に指示された注射スケジュールに従ってください。
⑨使用期限 ベタコネクトには使用期限があり、それ以降は使用できません。使用期限は、年-月-日の順で印字されています。
⑩ケース(上) ベタコネクトの側面にある開閉ボタンを押すと、ケースを開くことができます。
⑪ケース(下) 注射器をはめ込みます。
⑫注射器 必ずベタフェロン専用の注射器を使用してください。ベタフェロン溶液の調製方法は、ベタフェロン皮下注用960万国際単位患者用取扱い説明書を参照してください。


より便利にお使いいただくために

ベタコネクトは
1.針の穿刺の深さ 2.注射速度 3.リマインダー機能 を設定することができます。

設定箇所

針の穿刺の深さ設定

穿刺の深さ設定スイッチを、希望する深さにスライドしてください。

針の穿刺の深さの設定方法
12mm:スイッチを12mmに合わせてください。
10mm:スイッチを10mmに合わせてください。
  8mm:スイッチを8mmに合わせてください。

ベタコネクトがお手元に届いた際は、針の穿刺の深さは「12mm」に設定されています。
針の穿刺の深さを変更する場合は主治医に相談してください。

針の穿刺の深さ

注射速度設定

注射速度設定スイッチを、希望する速度にスライドしてください。

注射速度の設定方法
速い(約17秒):スイッチをに合わせてください。
普通(約19秒):スイッチをに合わせてください。
遅い(約23秒):スイッチをに合わせてください。

ベタコネクトがお手元に届いた際は、注射速度は「普通」に設定されています。
注射速度を変更する場合は主治医に相談してください。

注射速度

リマインダー機能設定

前回の注射から48時間(2日)が経過すると、ベタコネクトが注射のタイミングをお知らせします。
注射するタイミングが来ると、ビープ音が鳴り、ライトバーの一番上のライトが青色に点滅します。ライトの点滅は1時間続きます。
ビープ音は15分おきに1時間後まで計4回鳴ります。
リマインダー機能を使用しない場合は、設定を解除してください。

ライト箇所 リマインダー機能を使用している場合でも、主治医に指示されたスケジュールに従って、1日おきに注射してください。リマインダー機能は、補助的にご使用ください。

リマインダーの設定方法
リマインダー入:スイッチをに合わせてください。
リマインダー切:スイッチをに合わせてください。

ベタコネクトがお手元に届いた際は、リマインダーは「入」に設定されています。

リマインダー機能


ベタコネクトの準備

使用するもの

ベタコネクト
ベタコネクト
ベタフェロン溶液が入っている注射器(30G注射針、1/2インチ:12.7mm)
ベタコネクト
消毒用アルコール綿(2枚)
消毒用アルコール
消毒用アルコール綿は、病院の指示にしたがってご準備ください。
廃棄袋、廃棄箱
廃棄袋、廃棄箱
ベタフェロン皮下注射準備用マット
ベタフェロン皮下注射準備用マット

ベタコネクトの充電

(1)

箱からベタコネクト、USBケーブル、充電器を取り出します。
ベタコネクトとUSBケーブルと充電器を接続し、充電します。
ベタコネクト充電 ベタコネクトを初めてお使いになる場合は、充電完了までに約2時間を要します。
USBケーブル接続部  

(2)

充電中はライトバーの4つのライトが緑色に点滅します。
ライトバーの4つのライトが全て緑色に点灯したら、充電は完了しています。
ライトバー  

(3)

充電が完了した後、ベタコネクトを充電器から外すと、自動的に電源が切れます。
ベタコネクト電源オフ 100%充電されると、15~20回の注射、又は4~5週間の使用が可能です。


ベタコネクトを使用した注射

注射器をベタコネクトにセット

(1)

専用ケースからベタコネクトを取り出し、電源ボタンを2秒以上押します。
「ピピーッ」というビープ音が鳴ります。
電源ボタンは数秒間緑色に点滅したあと、注射ボタンが青色に点灯し、ライトバーも緑色に点灯します。
電源ボタン  
ライトバーの一番下のライトが緑色に点滅している場合は、1回分の注射は可能です。注射終了後に必ず充電してください。ライトバーがすべて消灯し、電源ボタンがオレンジ色に点滅している場合は、充電不足のため注射することができません。注射前に充電が必要です。

(2)

充電状況が良ければ、側面にある青い開閉ボタンを押し、ベタコネクトを完全に開いてください。
側面にある青い開閉ボタンを押し、ベタコネクトを完全に開く
ベタコネクトは針の穿刺の深さ、注射速度、リマインダー機能を設定することができます。設定を変更する場合は主治医にご相談ください。

(3)

注射器の準備ができたら、注射針のキャップをつけたまま、ケース(下)の内側にある白い注射器の絵が描かれた枠に合わせて、注射器をケース(下)にのせます。
白い注射器の絵

(4)

注射器の中央を親指と人差し指でつまみ、カチッと音がするまで押し込んで、注射器をケース(下)にはめ込みます。
カチッと音がするまで押し込み注射器をケースにはめ込む
無理に押し込むと、ベタコネクト及び注射器が破損する恐れがあります。
注射器を正しい位置に合わせると、簡単にはめ込むことができます。

(5)

ベタコネクトを閉じてください。
完全に閉じるとカチッと音がして、注射ボタンが青色に点灯します。
注射ボタンが青色に点灯


注射

(1)

消毒用アルコール綿で、注射部位の皮膚を消毒します。注射部位の中心から外側に円を描くように拭きます。
消毒した注射部位を十分に乾燥させます。
注射部位の皮膚を消毒  

(2)

注射針のキャップをつまみ、引き抜きます。
注射針のキャップを外す 注射針のキャップを外す際は、回して引き抜かないでください。
薬液が出てしまった場合には、注射器をベタコネクトから取り外して廃棄箱に入れ、最初からやり直してください。
コンタクトセンサーや注射ボタンに触れない コンタクトセンサーに触れると、安全装置が解除され、誤って注射が開始する恐れがあります。コンタクトセンサーや注射ボタンに触れないように注意してください。

(3)

注射部位の皮膚をやさしく持ち上げます。
注射部位の皮膚をやさしく持ち上げ 皮膚をつまみ上げるのではなく、全体をやさしく持ち上げてください。

(4)

注射ボタンが見える向きで、ベタコネクトを皮膚に対して直角にやさしく押し当てます。
皮膚に対して直角に 注射部位:お腹にも注射することができます。

(5)

ベタコネクトを皮膚にやさしく押し当てると、安全装置が解除され、注射ボタンが押せる状態になります。
安全装置が解除されると、ライトバーが消灯し、注射ボタンが青色に点滅します。
注射ボタンが青色に点滅  

(6)

注射ボタンを押して注射を開始し、指を離してください。
注射ボタンを押して注射を開始 注射中、注射ボタンを押し続ける必要はありません。ベタコネクトを力強く皮膚に押しこまないようにしてください。

(7)

薬液が完全に注入され、注射針が完全に抜ける(注射完了)まで、ベタコネクトを皮膚に当てたままにします。
注射が開始されるとライトバーの4つのライトが青色に点灯します。
注射の進行に伴い、ライトバーの一番上のライトから順に消灯します。
注射が完了すると「ピーピー」というビープ音が鳴り、ライトバーが点滅した後、自動的に電源が切れます。
注射開始-注射中-注射完了
万が一注射が中断された場合は、ライトバーの一番上のライトが赤色に点滅

(8)

注射が完了し、ベタコネクトの電源が切れたのを確認してから、ベタコネクトをまっすぐ上に引き上げて、皮膚から離します。
電源が切れたのを確認し、皮膚から離す  

(9)

新しい消毒用アルコール綿で注射部位を軽くマッサージします。
新しい消毒用アルコール綿で注射部位を軽くマッサージ  


注射が終わったら

注射器の廃棄

(1)

側面にある青い開閉ボタンを押し、ベタコネクトを完全に開いてください。
青い開閉ボタンを押しベタコネクトを完全に開く

(2)

注射器の中央を親指と人差し指でつまみ、ベタコネクトから取り外します。
注射器の中央を親指と人差し指でつまみベタコネクトから取り外す 注射針が出ているので、自分や他の人を傷つけないように注意してください。

(3)

注射器の中に薬液が残っていないかチェックします。
注射器の中に薬液が残っていないかチェック 薬液が残っていた場合:残りの薬液を注射せずにそのまま廃棄箱に入れてください。注射の手順に関して疑問がある場合、ベタコネクトの不具合が考えられる場合は、主治医に相談してください。

(4)

使用済み注射針はキャップをせずに、注射器ごと廃棄箱に入れます。
キャップをせずに注射器ごと廃棄箱へ 決して注射針を廃棄袋に入れないでください。
廃棄方法は病院によって異なる場合がありますので、病院の指示にしたがってください。

廃棄箱は、子ども及び動物(ペット)の手の届かないところに保管してください。
いっぱいになった廃棄箱は、次の来院時にお持ちください。

何か気になることがあれば、どのようなことでも、主治医に相談してください。


ベタコネクトの保管

(1)

使用後はベタコネクトに薬液などの汚れが付着していないことを確認します。
ベタコネクトの表面や内部を、乾いた布、清潔な湿った布又はアルコール綿で拭いて、清潔にします。
清潔な湿った布又はアルコール綿で拭く ベタコネクトは水で洗わないでください。
また、洗剤等は使用しないでください。

(2)

ベタコネクトの先端にあるコンタクトセンサーを乾いた布、清潔な湿った布又はアルコール綿で拭いて、清潔にします。
コンタクトセンサーを乾いた布、清潔な湿った布又はアルコール綿で拭いて清潔に  

(3)

ベタコネクトは専用ケースにしまって、保管してください。
ベタコネクトは専用ケースに  


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