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画像で見る「MSの発症のしくみ」

現在のところ、MSの発症原因ははっきりとわかっていませんが、MSの発症・進行には免疫系が大きく関与していることがわかっています。本来、細菌やウイルスなどの病原体から身体を守る役割をする免疫系が、何らかの原因によって自分自身(脳や脊髄などの中枢神経)を攻撃してしまう自己免疫疾患のひとつと考えられています。


MSの発症のしくみ

MSでは、神経細胞から伸びる軸索部分を覆っているミエリンに炎症がおこり、一部がはがれ落ちてしまいます。軸索とミエリンは電気コードの電線とビニール皮膜のような関係です。軸索は「手を動かせ」といった脳からの命令を伝える役目を担っています。ミエリンがあるとその信号が早く伝わります。そのため、ミエリンがはがれ落ちると、指令の伝わりが遅くなったり、場合によっては軸索も傷ついて信号が途絶えたりします。このため、さまざまは症状があらわれたりします。

 

MSの症状は数日から数週間持続した後、自然に回復することがあります。これは、はがれ落ちたミエリンが再生する力を持っているからです。しかし、障害が軸索にまでおよんでしまうと、ほとんど再生されなくなります。

後遺症を残さないためにも、再発したときには早い段階で適切な治療を受けるようにしましょう。また、寛解期(症状が回復して安定している時期)には、再発予防に積極的に取り組むことが大切です。