ベタフェロンの効果 - MSゲートウェイ

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ベタフェロンの効果

ベタフェロン療法は免疫を調節するように働くため、免疫バランスが正常に保たれます。ベタフェロン療法は、後遺症として残った病気の症状を治癒させることはできませんが、以下のような効果から、将来のMSの自然経過をより良い方向に変えることができると考えられています。

 

ベタフェロンの効果:
再発回数を減少させます ※1)
再発までの期間を延長します ※1)
再発があっても、その重症度を低下させます ※1)
症状の進行を抑制します ※2)
新しい病巣ができるのを抑えます ※3)

 

 
また、インターフェロンベータ療法は、MSの炎症性活動を抑えるだけでなく、軸索障害にも保護作用を示すことが証明されています※4)。軸索は再生機能が乏しいため、一度障害されてしまうと後遺症として残ってしまいます。

 

MSを発症したばかりの頃は、比較的よく症状が回復すると考えられています。しかし、再発を繰り返すたびに後遺症が残る場合が多くなってきます。ですから、よい状態を維持するためにもMSを発症した早い段階から再発予防効果の証明されている治療を行い、症状の進行を遅らせ、よい状態を維持することが重要です。 現在日本では、インターフェロンベータ製剤が保険適応を受けています。

早期診断についてはこちらから

 

参考文献:
※1)The INFB Multiple Sclerosis Study Group: Neurology43:655-661(1993)
      T.Saida, Japan, et al.:Neurology64:621-630(2005)
※2)European Study Group on Interferon β-1b in Secondary Progressive MS:Lancet352:1491-1497(1998)
※3)Stone, L.A., et al.:Neurology49:862-869(1997)
※4)S.Narayanan, et al.:J Neurol248:979-986(2001)


MS治療を適切な時期に受ける

患者様個々のMSの経過を考えるうえで、適切な時期に適切な治療を受けることはとても重要なことです。なぜならMSの再発で神経に恒久的な障害を与えてしまうと、失われた機能が完全に元に戻らないことがあるからです。後遺症を残さないためにも、再発したときには早い段階で適切な治療を受けるようにしましょう。また、寛解期(症状が回復して安定している時期)には、再発予防に積極的に取り組むことが大切です。

主治医と相談の上、現在必要な治療法を受けるようにしてください。


また、リハビリテーション療法は、病気による障害を最小限に抑える働きがあると考えられます。そのため、主治医は、様々な総合的な治療を行い、効果的に治療することを考えています。